| 2002年5月12日の観察会は、須走口5合目から小富士を経由して旧馬返しに下りるというコースです。草花はまだこれからという時期ですが、カニコウモリ、マイヅルソウ、クルマバツクバネソウなどの若芽の中にタケシマランが小さな花を咲かせていました。小富士の砂礫地ではコタヌキランが咲き、オンタデ、イワオウギ、ムラサキモメンヅルなどのお馴染の草花が芽を出し、フジハタザオが一輪だけ咲いていました。ここはかつてオフロード車が進入して樹木を傷つけたり、砂礫地の植物を踏み荒らして問題になった場所です。森の中にはトウゴクミツバツツジ、オオカメノキなどの木の花や、ツバメオモト、イワセントウソウなどの草花が見られました。午後からは、西臼塚のイチリンソウを見に行きました。イチリンソウは前日の雨に打たれたため花びら(萼片)が痛んでしまっていました。(参加者6名) |