2001年10月14日の観察会
14日、紅葉の始まった西臼塚と秋の花が咲く大野原を散策しました。何度も足を運んだ西臼塚ですが、この季節は初めてでした。ブナは黄色く色づき始め、ヒガラ、コゲラなどの野鳥が木から木へわたってゆきます。遊歩道のはずれの林道脇に、わずかに咲き残ったアケボノソウやオタカラコウ、サラシナショウマなどが見られました。途中、カミキリムシ採集の人たちに出会い、8月に十里木で撮影した不明のカミキリムシを見ていただいたところ、珍しい「ヨコヤマヒゲナガカミキリ」ということがわかりました。大野原はウメバチソウ、マツムシソウ、センブリなどの草花とアケビ、サルトリイバラ、アオツヅラフジ、エビヅルなどの実が目を楽しませてくれました。穏やかな秋晴れで草原を歩いていると暑いほどの一日でした。(参加者8名) |