7月1日 観察会 お庭〜大沢お中道
2001年7月1日の観察会
今回は、お中道のお庭〜大沢崩れコースを散策しました。私はこの季節にこのコースを歩くのは初めてです。山開きと重なりましたが混雑もなく、この時期としては好天に恵まれた観察会となりました。お中道で出会ったのは「きのこ採り」らしき二人と、ゴゼンタチバナと大沢を見に来たという人だけでした。コース周辺にはキソチドリ、タカネグンナイフウロ、イワヒゲ、コイワカガミなどが見られました。大沢までの間に越えるいくつかの小さな沢は、数年前に較べてかなり荒れており、迂回コースになっている場所もありました。大沢休泊所から少し上がった見晴らしの良かった場所も数メートル削り取られており、大沢の崩壊を実感しました。折からの強風で砂塵が舞い、落石の音も絶えず聞こえていました。(参加者7名)
お中道は標高2,300〜2.400mの樹林内を通る
フジハタザオ キソチドリ
山頂は沢越えの時ぐらいしか見えない 朝霧高原を眼下に手前に天子山地、本栖湖、その向こうに南アルプス〜八ケ岳まで見えた
ツバメオモト
コイワカガミ・・か?・・下のものは葉のギザギサがほとんど無い(高さ3〜5cm)
イワヒゲ
ツルキンバイ ミヤマダイモンジソウ
タカネグンナイフウロ ミヤマハタザオ
タカネニガナ 大沢崩れ
強風で砂煙が舞う 水が流れている
ゴゼンタチバナ・・中央のかたまりがこれから咲く花の蕾

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