1999年9月26日の観察会
標高2,000m超のあたりでは草花はほとんど終わり草紅葉が始まっています。今回は8月の例会でも散策した標高900〜1,000mあたりの初秋の草原で植物観察を行いました。南麓、標高1,000m、天照教付近の人工林跡は、突然環境が変わったことで多種多様な植物が一斉に生育を始め、他ではあまり見られないような植物を見ることができます。標高900m、愛鷹山越前岳登山口の十里木高原の斜面は東富士演習場(大野原)と同様、人の手が入ることによって安定化したススキ草原となっている場所です。十里木神社の森はブナやミズナラの巨木が見られる貴重な場所です。(参加者9名・「富士山の山野草」の鷲尾さんが初参加) |