| 4月の例会は西麓、標高700mの小田貫湿原から始まりました。フジザクラはもう終わっていましたがミツバツツジが咲き、ミズキの若葉が青空と見事なコントラストを見せていました。湿原周辺ではジロボウエンゴサク、キジムシロなどの草花が咲いていましたが、ここが本格的に緑になるのはもう少し先の様です。ツチガエルの鳴き声とおたまじゃくしでいっぱいの池にカルガモが二羽、周辺の林ではウグイスとクロツグミが盛んに鳴いていました。少し標高が低い芝川のほとりではランヨウアオイが花を咲かせていました。午後からは東麓の御殿場に移動、標高600mあたりの雑木林や田園を散策しました。林の林床にはコケリンドウ、数種類のスミレ、ホウチャクソウ、シュンランなどが咲き、田園地域ではネコノメソウ、ミヤマハコベなどが見られました。 |