久しぶりに須走口小富士と5合目南側の草原に行ってみました。今年は麓でも草花が咲くのが2週間程度早かったのですが、標高2.000メートルあたりも同様に早いようです。シャクナゲもすでに花は終っていました。オンタデは黄色く色付いて9月初旬のような状態でした。クルマユリ、ヤマホタルブクロ、オノエイタドリ、ムラサキモメンヅルなどが見ごろで、アキノキリンソウやフジアザミが咲き始めていました。砂礫地の草原で突然の雨に見舞われてしまった観察会でした。
小富士上部の森の中には古い地層が現れた場所があり、明らかに他の場所と違う異質な印象です。かつて小富士は古富士の寄生火山といわれていましたが、この地層のせいだったのでしょうか。